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家庭用の蛍光灯が生産終了する前にLED化を検討しよう!

 
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毎日当たり前に使っているお家の「蛍光灯」。突然切れてしまうと大変困ります。

そのため切れる前に予備に買っておこうとか、切れたので近々買いに行こうと考えておられるのなら、この機会に従来の蛍光灯をもう一度購入するのではなく「LED」を使った蛍光灯を考えてみてもらいたいのです。

今回は、LED蛍光灯を製造販売している「イニシャルベイ」が、ご家庭の蛍光灯をLED化する場合のポイントをお伝えしていきます。

 

1: 家庭用蛍光灯の豆知識

(1)蛍光灯とLED

はじめに家庭用の蛍光灯として市場にある「従来の蛍光灯」と「LED蛍光灯」についてお話しておきます。

[1]従来の蛍光灯

こちらは、今もあなたのお家にあるタイプの蛍光灯です。

蛍光灯の中に水銀原子が入っており、その中に電流を流すことで放出された電子と水銀が接触することで紫外線を発生。発生した紫外線が蛍光物質と反応して、今のような「明かり」が届いています。

[2]LEDの蛍光灯

LEDは「Light Emitting Diode」の頭文字を取った名称です。

従来の蛍光灯と違うところは、発光ダイオードと呼ばれる半導体の結晶へ電気を流すことで光を生み出しています。

LEDは改良が進んだおかげで、今では一般的な蛍光灯だけではなく、強い明るさが必要な場面で使われることの多い「水銀灯」「ハロゲン灯」の代わりとしても活用されています。

また、LEDは紫外線を発生させないため、光にデリケートな医療や農業などの分野でも活用されることが増えています。

(医療用照明にはCISPR11(電磁波妨害波対策)という規格があり、この企画を満足させる条件が必要となります。これは医療機器がノイズによって動作不良を防止するためです。イニシャルベイが提供しております「SHIMPLE TUBE」は蛍光灯安定器と連動させるのが主な機能となります、しかし蛍光灯安定器からもこのノイズは発生します。つまり放射ノイズはダブルで放射されることになります。また本製品はCISPR15(照明管としの規格)にて基準値を設定しています。基本的にはCISPR11も満足はしていますが劣化した蛍光灯安定器から異常ノイズが発生している可能性は排除できません。)

(2)蛍光灯には種類がある

従来の蛍光灯には、3つの種類があります。

[1]グロー型

スイッチを入れると「チカチカ」と小さな点灯管が点灯して、少しタイムラグがあってからチラついて電気が点灯するタイプです。

人によっては「スタータ型」と呼ばれる場合もありますが同じものです。

このタイプは価格が安いため、おそらく日本の多くのご家庭に一つはあると思います。

[2]ラピッド型

グロー型のように点灯管が必要ないタイプです。

スイッチを入れるだけですぐに点灯するようになっています。ただし、グロー型よりも複雑になるため、蛍光灯へ電気を送る安定器と呼ばれる装置が重くなる傾向があります。

そのため不安定な場所や、重いものを吊り下げられない部分には使いにくいという特徴もあります。

[3]インバーター型

昨今の主流です。

繊細な電子回路によって、スイッチを入れるだけで点灯します。ラピッド型と同じように点灯管は必要ありません。

また、ラピッド型で難しかった安定器も軽量になっているため、ほとんどのご家庭で扱いやすい照明として普及しています。

ただ、インバーター型の照明はお値段が若干高めの設定になっているものが多く、購入時に躊躇されてしまう方もいらっしゃいます。

(3)蛍光灯の見分け方を知っておこう

このように蛍光灯には種類があるのですが、自分のお家に取り付けられている蛍光灯がどの種類なのかわからない方も多いとお聞きします。

でも、この種類がわからないと、間違って購入して使えないこともありますし、LED化するときにも種類がわからないと対応しているLEDを選べないこともあります。

でも、ご安心ください。従来の蛍光灯を外して蛍光管部分の印刷を見ると簡単に分かります。

  • FLで始まる → グロー型
  • FLRで始まる → ラピッド型
  • HFまたはFHで始まる → インバーター型

簡単ですね。そして、管のサイズ、光の色なども印刷でわかります。

ただ、見ただけでの見分けが難しい場合こそ、LEDランプが機能します。つまりどんな安定器であっても順応できる機能を持っているからです。

  • 管長(ワット数):40形(1198mm)、110形(2367mm)、20形(580mm)
  • 管径(太さ):SS(28mm)、S(32.5mm)、H(高出力)
  • 光色:D(昼光色)、N(昼白色)、W(白色)、WW(温白色)
  • スタータ形:M(ラピッド形)、Mがないものはグロースタータ形

通常の場合20型は580mmですが、16W型は588.5mmとなっており、管長の見極めが簡単ではありません。間違って購入することが多いと考えられます。

「SIMPLE TUBE」はスライド式でこの2種類を簡単に調整することができます。

また同梱包のアダプターを両サイドに取り付けることで30W型(630mm)管としてもご利用可能となっています。

見極めの困難なこの3機種を共用できる構造になっていることで誤購入を防止することができます。

例えば「FL40SSN」の場合ですと

  • 形:FL:グロー型
  • 管長:40:40形(1198mm)
  • 管径:SS:SS(28mm)
  • 光色:N:N(昼白色)
  • スタータ形:グロースタータ形

というように見ることができます。

[ポイント]古い蛍光灯電球は安定器機種によって電球も決められていましたが、現在の蛍光灯電球は全ての安定器機種に適用されています。例えばHF型蛍光灯電球でもグロー、ラピッドでも使えるようになっています。電球を見て安定器機種を判断するのは危険です。

(4)光には種類があるのをご存じですか?

これ、わかりづらいですね。

言葉から受ける印象と、実際に目で見たときの印象が違うのでややこしいなと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

[1]昼光色

少し青みのある涼しげな光の色です。家庭用というよりも事務所など仕事場で使われることの多い色です。

[2]昼白色

自然な白い光です。仕事場や家庭で使われています。

[3]白色

これが一番ややこしいですね。白色という名前ですが、実際は少し黄みがかった温かみのある色です

落ち着いた印象があるので、家庭で使われていることが多いですね。

[4]温白色

白色よりも、やや赤みのある自然な光です。ご家庭の中でもリビングや寝室など、リラックスしたい場所に使われることが多いです。

 

2: 家庭用に使うならどっち?いつもの蛍光灯とLEDのメリットとは

いつもの(従来の)蛍光灯とLED。家庭用として使う場合のメリットを見ておきましょう。

(1)蛍光灯のメリット

蛍光灯のメリットとして最初の出てくるのは「値段」です。とにかく蛍光灯はリーズナブルです。

また、明るくしたい範囲が広い場合に、蛍光灯が向いています。さらに蛍光灯はLEDに比べると軽いのです。そのため、LEDでは吊り下げられないような不安定な場所や重さに耐えられないような場所にも比較的安全に取り付けることができます。

(2)LEDのメリット

従来の蛍光灯と比較してLEDのメリットは何かといいますと

  • 寿命が長い
  • 消費電力を少なくできる
  • 二酸化炭素の排出を削減
  • 紫外線を出さないので虫が寄って来にくい
  • チラつきが少ない
  • 点灯時の発熱量が少ない
  • 小型化されているので取り付け方法に自由度がある

このようになっています。この中でもご家庭でうれしいメリットはというと寿命の長さです。

従来の蛍光灯の寿命は、一般的な目安として6,000~12,000時間と言われています。対してLEDはというと、4万~6万時間。照明の設置環境や使用環境にもよりますが、従来の蛍光灯と比較して、かなり長い寿命であることは間違いありません。

このようなメリットを考えると、家の中で交換が難しい場所にこそ、LEDを取り付けておくと、交換回数も減りますので余計な手間もかからなくなります。

また、紫外線を出さないため虫が寄って来にくいというも大きなメリットではないでしょうか。部屋の中に小さな虫がブンブン飛んでいると、結構イライラしますので、こういった経験をされている方にはLEDは大変おすすめです。

(3)LED化による間接的なメリットとは

先ほどの「LEDのメリット」に出てきました「点灯時の発熱量が少ない」ですが、これが間接的なメリットをもたらしてくれるのです。

点灯時の発熱量が少ないということは、部屋の温度が上がりにくいということです。特に夏の暑い季節ですと、電灯の発熱量が少ないというだけでもエアコンの電気代に影響するでしょう。

こういったメリットもLEDにはありますので、交換の機会には検討していただきたいと思います。

 

3: 従来の蛍光灯が生産終了するのをご存じですか?

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、2020年の水銀防止法によって、微量であっても水銀を含む蛍光灯の生産が中止されていきます。

ただ、今すぐに従来の蛍光灯がなくなるわけではありませんが、徐々に市場から在庫がなくなっていきますので、もし、今の段階で蛍光灯の交換を考えられているのなら、将来性のあるLEDを検討される方がいいと思います。

 

4: まとめ

ご家庭の蛍光灯を交換されるタイミングなら、将来のことも考えてLED化を検討してみてください。

例えば私たち「イニシャルベイ」がご提供している「SIMPLE TUBE」なら、手間と費用のかかる工事無しで簡単にLED蛍光管へ交換することができます。

従来の蛍光灯と同じように、「SIMPLE TUBE」へ取り替えるだけですので女性の方でも大丈夫。ぜひ、タイミングが合いましたらご検討ください。

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