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蛍光灯が簡単に
LED化できるようになりました!

リビングにあるシーリングタイプの照明や廊下・階段の電球などは、すでにLED化されているというお住まいも多いことでしょう。
これは、照明器具そのものを簡単に変更できたり、電球タイプでとくに支障なくLED化ができる箇所だからです。

ところが、キッチンや洗面所、玄関などに備え付けてあることが多い直管型の蛍光灯は、2020年現在もまだほとんどのご家庭がLED化できておりません。
これは、蛍光灯タイプの照明をLED化するには、安定器を取り外しLEDに適した配線に変更する工事(バイパス工事)をしなければいけなかったからです。

蛍光灯の仕組み

実は、蛍光灯が点灯する仕組みは非常に複雑です。
小学生のときに、電池と豆電球を使って点灯実験を行ったことありますよね?
あんな風に、単純に電気が流れることで点灯する白熱電球とは違い、蛍光灯は点灯させるための回路が必要となり、その仕組みが電源と一体になって照明器具内に存在しています。

現在、市場に出ている蛍光灯器具の回路は、3種類。

  • スタータ形(安定器+グロースタータ)
  • ラピッドスタート形
  • インバータ(高周波点灯)方式

なお、取り付けができるランプはそれぞれの回路に適合していなければならず、蛍光灯が切れたときには、電球のように「40Wの電球を買えば良い」ということではありません。
長さやサイズなどの規格はもちろんのこと、照明器具にきちんと合う種類のランプを用意しなければいけないのです。

ここではこれ以上詳しくは説明しませんが、つまり蛍光灯照明器具は“ランプ選びに注意が必要”ということ。
当然、これだけランプに制限のある照明なので、LEDなんてもってのほか。
そもそも点灯する仕組みがまったく異なるので、少し前までは、蛍光灯照明器具に使用できるLEDランプを作るのは不可能だと思われていたほどです。

蛍光灯に変わる、
直管蛍光灯型LEDランプの登場

そんな中、近年は「工事なしで取り付けができる蛍光灯型LEDランプ」というものが登場しはじめました。
とても画期的な製品で、これらは確かに工事をしなくても使用はできるのですが、上記で説明したような点灯方式やそれぞれの安定器の種類に合うものを選ばなければいけないという大前提がありました。

たとえば、グロー型のみ対応とかラピッド式器具専用、インバータのみ対応などなど。
結局、今までの蛍光灯ランプのように種類が多くなってしまい、専門知識がない一般の消費者の方が安易に購入すると失敗してしまう可能性が高かったのです。

適合しないものを設置するとショートして発火したり、場合によっては無事に点灯しているように見えて、非常に不安定で危険な状態のまま使用し続けることになる恐れもありました。
実際にトラブルも頻繁に起きており、こうした情報から消費者は「なんか間違ったら怖いし、よくわからないから、今まで通り蛍光灯でいいや」と考えてしまい、なかなか広く普及するには至らなかったのです。

もうランプ選びで
迷う必要はありません!

そこでこの度、私たちが新たに開発したのが「Simple-Tube(シンプルチューブ)」。

これは、今までの「工事不要の蛍光灯型LEDランプ」の汎用性・互換性をさらに追求し、すべての蛍光灯安定器との連動を実現することで、“どんな蛍光灯器具にも対応できる”という最大の特徴を持つ蛍光灯型LEDランプです。

業者さんを手配して電気工事をする必要もありませんし、適合する蛍光灯型LEDを調べたりする必要もありません。
Simple-Tubeにすれば、もうあなたはランプ選びにおいて何も迷うことがなくなるのです。

ちなみに、もし安定器が古くなって照明器具のバイパス工事を行うことになっても、このランプはそのまま、きちんと寿命を迎えるまで引き続き使うことができます。
ですから、来たる「蛍光灯の生産中止」に備えて、今からSimple-Tubeに交換しても決して無駄になることはありません。
あなたもさっそくLEDに変更して、もっと明るく、エコな暮らしにバージョンアップしてはいかがですか?

Simple-Tube

蛍光灯型LEDランプ
「Simple-Tube(シンプルチューブ)

こんな方におすすめ

  • 劣化した蛍光灯が点滅してきてそろそろ新しい蛍光灯に取り替えたい
  • 点灯方式や安定器の種類などがよくわからない
  • 蛍光灯が古くなり、薄暗くなってきた
  • なるべく電気代を節約したい
  • 特別な工事をしたり、費用をかけずに、蛍光灯をLED化したい

LED照明の最も重要な
チェックポイントは安全性能

蛍光灯型に限ったことではありませんが、 LED照明の品質はピンからキリまであります。
その証拠に、同じ規格の電球でも数百円で買える安価なものから、数千円のものまで価格の差がありますよね。
基本的には、価格と品質は比例しているとお考えいただいてよいのですが、それでは、そもそも品質が悪いとどのような問題があるのでしょうか?

たとえば、装着しても点かない、すぐに切れてしまったなどは、返品や交換の対応が必要なレベルの不良品です。
他にも、明記されているほど長持ちしなかった、光量が少なく暗い、などは低品質と言えるかもしれません。
しかし、私たち照明の専門家から言わせてもらうと、上記のようなわかりやすい問題点よりも、重要なチェック項目があります。

それが、消費者のみなさんが最も見落としがちなそのポイント、安全性能です。

視覚で感知できない
フリッカーの危険性

ところで、あなたは蛍光灯やLEDランプが常に点滅をしているということをご存知ですか?

これはフリッカーと呼ばれる“ちらつき”現象ですが、通常、人間の視覚ではあまり感知できません。
たとえば、これが認識される身近な例としては、照明をつけた状態でスマホなどで動画を撮影した場合に、目で見ているのとは違うちらつきとして確認できることはあります。

以前、このフリッカーが健康被害を起こしたことがありました。
とある地方自治体で市役所の蛍光灯をLED照明に取り換えた直後から、一部の職員が「目が疲れる」「気分が悪い」などの体調不良を訴えたのです。
その後、さらに詳しい調査を進めたところ、新たに設置されたLED照明のフリッカーが原因だとわかりました。
もちろん、これはLEDランプ全般の問題ではなく、この時に使用されたランプ自体に問題があったのです。

地方自治体の工事は入札によって決まります。
そのため、発注を受けるには、業者は工事の予算をなるべく抑える必要があり、こうしたことから、もしかすると安価なLED照明が使われたのかもしれないと推測します。
とくにこの事件が起きた時代はまだ、 LED照明が急速に普及し始め、性能に関する規格や基準の法整備が追い付いていませんでした。
ですから、きちんとした実験・検証がなされていないようなLEDランプが用いられても不思議ではありませんでした。

この例から私たちが伝えたいことは、照明が人体に与える影響の大きさです。
たとえ、視覚で感知できないレベルのフリッカーでも、点滅の度合いが大きなど人体への負担が断続的に与えられれば、その環境下にいることで知らず知らずのうちに体調や脳に悪影響をもたらす危険があるのです。
ですから、安価な製品がすべて悪いとは言いませんが、開発・製品化の段階で、丁寧な信頼性試験を実施し、基準をクリアしているものを選ぶべきと言えるでしょう。

ブルーライトや紫外線も、
人体への影響あり

照明が人体に影響を与えるのはフリッカーだけではありません。

たとえば、ブルーライト
最近では「寝る前にスマホの画面を見ないほうがいい」とか、「仕事でパソコンに向かう時間が長いなら『専用メガネ』を使ったほうがいい」などの情報は一般にもよく知られていますよね。
これは、画面から出ているブルーライトを目に入れないようにするためです。
ブルーライトは、他の色の光に比べて波長が長く、エネルギーが強いとされています。
その強さは紫外線に近く、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで届くことから、目の疲れを引き起こしたり網膜にダメージを与えると言われています。
さらに、この光を感じることで、脳内の「メラトニン」という物質が減少し、体内時計のリズムを狂わせてしまうのです。
このブルーライトは、モニタだけでなく照明にも含まれています。
ですから、これを低減するような工夫がされているLEDならば、より親切な設計であると言えるでしょう。

また、紫外線が人間にとって良くないことは、もう常識ですよね。実は、蛍光灯には微量の紫外線が含まれているのです。
もちろん、太陽光に比べれば小さな影響ですが、毎日その照明を浴びると考えれば、できればカットできると嬉しいですよね。
ちなみに、紫外線に関しては、基本的にはほとんどのLEDランプが蛍光灯よりも低減されています。
ですから、蛍光灯から変更するだけでも、浴びる紫外線を減らすことができるのです。

Simple-Tubeの性能

フリッカー試験クリア

信頼性実験では、光出力のピーク時の5%以下(JIS C 61000)をクリア。安定した点灯で、長時間使用しても目が疲れたり、身体に悪影響を与えることはありません。

紫外線を大幅にカット

ランプ表面の紫外線量を計測すると、蛍光灯に比べてLEDランプは約1/200まで低減されています。
お洋服や家具、書籍の日焼けも防げます。

上記の他にも、 LEDランプは電気を使用するため、安全面では火災や電波障害、感電などのリスクも考えて選ぶ必要があります。
その点、Simple-Tubeは電気用品安全法(PSE法)に準拠する安全試験をクリアし、さらに万が一、使用中に蛍光灯器具に不具合があれば、電気の流れを自動的に遮断するように設計されています。
また、ガラス製ではなく樹脂製にすることで、落下防止にも配慮。
ですから、多くの方に安心してお使いいただける蛍光灯型LEDランプとなっています。